2023年12月22日
介護の仕事の「やりがい」とは?
介護の仕事に就きたいと考えているけれど、「本当にやっていけるのか」、「やりがいはあるのか」と不安に思っている方もいらっしゃるかと思います。
介護の仕事は大変そう、というのはわかるので、そのうえで、けれどやりがいはある!なのか、やりがいもあまりない……、なのかは、介護の仕事に飛び込むかどうかを考えるとき、とても重要なポイントです。
介護の仕事のやりがいや将来性についてご紹介します。
介護職は人の助けとなる仕事です
世の中の数多くの仕事は何らかの形で人の助けとなっていますが、介護の仕事は特にその側面が強いです。
介護の仕事は、一人の利用者の方と長期間関わりますし、また食事や入浴といった身の回りの介護、はたまた心身のケアまで様々な方向から利用者を助けます。一人の人に対してここまで直接的に向き合い、助けとなる仕事というのはなかなかありません。もしあなたが人を助けたいという気持ちが強い方であれば、介護の仕事を通じて大きなやりがいを感じられると思います。
介護の仕事は「できればサポートして欲しい」ではなく、利用者が自分の力では生活できず「絶対に助けて欲しい」という内容をサポートする仕事となります。中には介護されるのを嫌がる利用者の方もいますが、やはり自分の力ではどうにもならない行動・生活を助ける介護の仕事は感謝されることが多いです。もちろんそれは医師や看護士などでも同様ですが、介護の仕事は利用者の方と密接に関わる機会が多い分、その感謝もやはり大きなものとなります。仕事を通じて心から感謝されたいという方であれば、大きなやりがいに繋がるでしょう。
将来性の高い職業です
介護士の方を対象とした仕事のやりがいをたずねるアンケートでは、職場環境の良さが常に上位にランクインしています。「人の手助けをしたい」という気持ちを持った方が多い業界なので、そういった方が集まっている分、職場環境も良好になっていて、やりがいにつながっています。
今後高齢化は益々進んでいきますので、介護の仕事はより需要が高まることが予想されています。介護の仕事の経験を積めば将来的に活躍出来る場も増えてきますし、また家族や知人など自身の身内に介護が必要となった場合にもその経験は生かせます。そんな将来性の部分もこの仕事のやりがいの一つとなってくるでしょう。
「やりがい」というのは仕事の原動力となり、それがあるかないかで仕事の見方も大分変わってきます。どこにやりがいを感じるかは人それぞれ違ってくるかとは思いますが、もし上記の点と一致する部分があるならば介護の仕事を目指してみるのも良いかもしれません。
介護21コラム記事監修者
株式会社アドバン
人材採用サポート・Web事業・印刷物制作を中心とする事業を展開する株式会社アドバンを1991年に設立。人材採用サポートの中でも、医療・介護業界に特化する専門求人サイト『医療21』『介護21』を運営。リアルな求人情報を届け、人材紹介ではない”ベストマッチングの場”を提供している。