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デイサービスでの働き方とは?仕事内容と1日の流れを詳しく解説

2025年02月27日

介護職の転職・就職先としてデイサービスが挙げられます。入所型の施設とはまた違った働き方ややりがいがあり、選択肢の一つとして検討するといいかもしれません。

この記事ではデイサービスの仕事内容や働き方、キャリア形成について詳しくご紹介します。利用者様の自立支援を目指す現場での具体的な仕事内容や、将来の可能性について知り、転職や就職の参考にしていただければ幸いです。

ページ目次

そもそも、デイサービス(通所介護)とは?

デイサービスとは要介護者が日中に通所して利用できる介護施設で、老人ホームとは異なり利用者は施設に入所せず自宅で生活します。生活支援やリハビリ、社会参加の機会を提供し、在宅生活の質向上を目的とした施設です

なお、この記事で言うデイサービスとは高齢者向けの通所介護のことを指し、就学児が対象となる放課後等デイサービスの仕事内容は含みませんので、その点を留意して読み進めてください。

デイサービスとデイケアの違いをわかりやすく解説

デイサービスとデイケアの違いを下表にまとめました。

デイサービス デイケア
利用対象者 要介護1~5の方 要支援1~2、または要介護1~5の方
※医師の指示書が必要
目的 利用者が可能な限り自宅で自立した日常生活を送れるよう支援すること 医師の指示のもと、リハビリの専門職による機能訓練を通して身体機能の維持・回復させること
主な提供内容 食事、入浴、排泄介助などの生活支援が中心の介護サービス 医療的なリハビリに特化した介護サービス
スタッフ 介護職員、看護職員、生活相談員など 医師、看護職員、理学療法士や作業療法士など
利用料金 1回あたり約1,000~2,000円 1回あたり1,100円~2,200円

特に大きな違いは、医師が常駐しているかどうかにあります。デイケアには医師が常駐し、医療的なリハビリが主な提供サービスとなっています。一方、デイサービスは医師がおらず生活支援がメインとなります。求職者の方は、業務内容の違いや必要なスキルを把握してから働く環境を選ぶことが大切です

デイサービス施設の種類は大きく分けて4つ

デイサービスは「一般型(通所介護)」「認知症対応型」「リハビリ特化型」「療養型」の4種類に大別されます。それぞれ利用者の目的や状態に応じたサービスが提供され、求職者の方も各施設の特徴を理解することで、ご自身に合った働き方を見つけやすくなります。

一般型(通所介護)のデイサービス施設

一般型デイサービスは主に高齢者や要介護者を対象とし、日常生活の支援や安全な生活環境の提供を目的としています。

食事介助や入浴、排泄介助といった基本的な介護サービスを中心に行い、利用者様の自立支援に努めています。職員として働くことで幅広い業務に携わることができ、介護の幅広い知識やスキルを身につけることができるでしょう

認知症対応型のデイサービス施設

認知症対応型デイサービスは、認知症の症状がある利用者様を対象に、専門的なケアを提供する施設です。利用者様の安全確保と安心した生活を実現するため、認知症に関する知識や対応スキルが求められます。

専門性が必要となる分、現場でのやりがいを感じながら働くことができ、キャリアアップにもつながります

リハビリ特化型のデイサービス施設

リハビリ特化型デイサービスでは、医師や理学療法士の指導のもと、利用者様の身体機能の維持・回復を目的としたリハビリテーションを中心に行います。

リハビリに関する専門的な知識や技術を学ぶことができ、利用者様の生活の質向上に貢献できる現場で働くことができます

療養型のデイサービス施設

療養型デイサービスは、療養状態にある利用者様に対して、医療的ケアと生活支援を統合したサービスを提供します。

利用者様の健康状態に合わせた柔軟な対応が求められるため、医療知識と介護技術の両面を磨くことができ、キャリアの幅を広げられる可能性があります

地域密着型通所介護と通常のデイサービスとの違い

地域密着型通所介護は、施設所在地の地域に住む利用者様のみが対象となる小規模なデイサービスです。地域に根ざした温かく、きめ細かいサービスを提供しているのが特徴で、利用者様と深く関われることと、アットホームな雰囲気の中で働くことができるといったメリットがあります。以下で地域密着型通所介護と通常のデイサービスとの違いについてまとめました。

地域密着型通所介護 通常のデイサービス(通所介護)
利用者の定員数 18名以下 19名以上
利用対象者 ・65歳以上の要介護1以上の認定を受けた方
・40歳〜64歳で特定疾病による介護認定を受けた方
・事業所と同じ市区町村に居住している方
・65歳以上で要介護1~要介護5の認定を受けた方
・40歳〜64歳で特定疾病による介護認定を受けた方
・自宅がデイサービスの送迎範囲内にある方(通所できれば市区町村をまたいでもOK)
人員配置基準 ・管理者が常勤専従で1人
・生活相談員が1人以上
・看護職員が1人以上
・介護職員が利用者様の数が15人までは1人以上
・利用者様の数が15人を超す場合は1人に利用者様の数が15人を超えた人数を5で割った数を加えた数以上
・機能訓練指導員が1人以上
・管理者が常勤専従で1人
・生活相談員が1人以上
・看護職員が1人以上
・介護職員が利用者の数が15人までは1人以上
・利用者の数が15人を超す場合は1人に利用者の数が15人を超えた人数を5で割った数を加えた数以上
・機能訓練指導員が1人以上

デイサービスで働くために必要な資格と研修制度

2024年4月から介護施設で働くには一定の資格取得が義務化され、デイサービスにおいても例外ではありません。介護職員には資格や研修制度を通じて、これまで以上に専門的な知識や技術を身につけることが求められるようになりました。デイサービスに転職・就職をお考えの方は、これからのキャリアアップに向けたスキル習得の一環として、必要な資格取得を目指しましょう。

介護士と介護福祉士はどう違う?

介護士とは介護業務全般に従事する職員の総称であり、「介護士」という資格があるわけではありません。

介護福祉士は国家資格を取得した専門職です。介護福祉士資格を取得することで、より高度な判断や介護計画の作成が可能となり、現場を運営するリーダーや管理職を目指すこともできます

詳しくは、「介護福祉士の仕事とは?具体的な仕事内容や1日の流れを紹介 – 介護21」もご覧ください。

介護福祉士として従事するまでのステップ

介護福祉士として働くためには、まず介護職員初任者研修を修了し実務経験を積み、さらに介護福祉士実務者研修を受講した後に介護福祉士国家試験に合格する必要があります。下記の図には介護福祉士になるまでの具体的なフローが示されています。

※出典:厚生労働省「介護に関する資格等について」
https://jsite.mhlw.go.jp/ishikawa-roudoukyoku/content/contents/001790771.pdf

以上のようなステップを着実に踏むことで、介護福祉士の資格が取得でき、現場での信頼と専門性を高めることができます。

デイサービスでの仕事に役立つその他の資格

デイサービスでは、介護福祉士以外にもさまざまな資格を保有した専門職が連携してサービスを提供しています。以下の一覧表では、主な資格とその仕事内容を簡潔にまとめました。

職種または資格名 必要な資格・試験 主な仕事内容
看護師 看護師国家試験(年1回) 医療行為の補助や利用者様の健康状態の把握、緊急時の対応など、医療ケアを提供します。
理学療法士 理学療法士国家試験(年1回) 利用者様の身体機能向上を目的とした運動療法やリハビリ計画の作成、実施を担当します。
作業療法士 作業療法士国家試験(年1回) 日常生活動作の向上を目指し、利用者様に適した作業や活動を提案・実施します。
ケアマネージャー
(介護支援専門員)
介護支援専門員実務研修受講試験(都道府県/年1回)に合格し、実務研修終了後に登録 利用者様の介護サービス計画作成や、関係機関との連携を図り、最適なケアプランを提供します。
レクリエーション介護士 レクリエーション介護士2級:在宅試験
レクリエーション介護士1級:2級合格後、通学講習(全4日間必須)
利用者様が楽しく安全に過ごせるよう、趣味やレクリエーション活動の企画・運営を行います。
音楽療法士 日本音楽療法学会認定校で学んだ後、音楽療法士(補)試験に合格後、面接試験を受け、資格取得 音楽を用いたセラピーを通して、利用者様の情緒安定やコミュニケーション促進を図ります。
介護予防指導士 介護予防指導士講習を受講し認定 高齢者の転倒防止や生活習慣病予防の指導を行い、利用者様の健康維持をサポートします。
ソーシャルワーカー
(生活相談員)
自治体によって異なるが、社会福祉士・精神保健福祉士・社会福祉主事任用資格のいずれか取得を要件とされることが多い 利用者様やご家族の相談に応じ、必要な介護サービスや医療機関との連携調整を行います。

デイサービスでの働き方と仕事内容の基本

夜勤がほとんどなく日中中心の勤務体制で働ける、日曜日に休める点がデイサービスで働く大きなメリットです。利用者様の生活リズムに合わせた支援を行いながら、プライベートとの両立が可能な働き方が実現できます。ここからは、具体的な仕事内容や1日の流れをご紹介します。

仕事の基本は「介護」「送迎」「入浴」「食事介助」

デイサービスの基本業務は、利用者様の見守りや生活支援です。具体的には、送迎での安全な移動のサポート、食事や入浴、排泄の介助、レクリエーション活動の企画・実施などを通して、利用者様が自宅にこもらないよう、自立した生活を維持できるよう支援します。また、日中にデイサービスで必要な介護を提供することで、ご家族の負担軽減にもつながります。

1日の仕事の流れ

デイサービスの介護士の1日の仕事の流れは以下のようなイメージです。

8:00
出勤、施設の準備・清掃
8:30
利用者様のお迎え開始
9:00
施設到着後、日中のスケジュール確認
10:00
入浴介助
12:00
昼食提供と介助
13:00
レクリエーション、個別ケアの実施
15:00
休憩と記録作成
16:00
利用者様の送迎開始
17:00
業務終了、後片付け・報告業務

施設によって異なりますが、大まかに以上のような利用者様の生活リズムに合わせたスケジュールで進行します。

他の専門職と連携する重要性

デイサービスでは介護職員同士だけでなく、機能訓練指導員や看護師、リハビリ専門職などの他の職種の職員と連携することが求められます。各専門家が協力することで、はじめて利用者様やそのご家族に対して安心・信頼のサービスを提供できるようになるため、職場内での情報共有や連携が非常に重要となります。

デイサービスで働くやりがいについて

デイサービスで働く魅力は、地域に住まわれている利用者様との信頼関係を築きながら働ける点です。直接利用者様の生活の質向上に貢献できる実感が得られ、チームで支え合いながら成長できることに、大きなやりがいが感じられるでしょう

介護報酬改定と将来性

2024年4月1日からサービスの質向上と人材確保を目的とし、通所介護の介護報酬改定が施行されました。これによって、デイサービスの職員の待遇も向上していくと期待されています。

また、高齢化が進行するなかデイサービス現場の介護職員のニーズはますます高まると予想され、働く方々にとってもキャリアアップのチャンスが広がる環境となっています。

デイサービス職員に向いている人

デイサービスの現場では、利用者様一人ひとりに寄り添う思いやりと、コミュニケーション能力、チームワークを大切にする人材が求められます。明るく柔軟な対応ができる方や、地域に根ざした温かいサービスを提供できる方にとっては、やりがいを感じながら働ける職場です

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デイサービスにはほとんど夜勤がなく安定して働くことができ、地域密着の温かい雰囲気のなかで仕事ができるという魅力があります。介護21では、豊富なデイサービスの求人情報が掲載されており、希望に合った職場を簡単に探すことができます。転職・就職をお考えなら、ぜひチェックしてみてください。

まとめ:今後ますますニーズが高まるデイサービスでの介護職

この記事では、デイサービスの仕事内容から施設の種類、働くために必要な資格、1日の業務フローややりがいについて詳しくご紹介しました。高齢化の進行に伴い、デイサービスの需要は今後も拡大していくことが予想されます。

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介護21コラム記事監修者
株式会社アドバン

人材採用サポート・Web事業・印刷物制作を中心とする事業を展開する株式会社アドバンを1991年に設立。人材採用サポートの中でも、医療・介護業界に特化する専門求人サイト『医療21』『介護21』を運営。リアルな求人情報を届け、人材紹介ではない”ベストマッチングの場”を提供している。

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