医療法人社団 協友会 介護老人保健施設 

ケアセンター八潮 

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教育担当インタビュー

教育担当の魅力がわかるコンテンツです。supported by 医療21

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教育担当インタビュー

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教育担当の、看護や職場についての想いが聞けるコンテンツです。

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失敗を恐れずに、安心して楽しく
仕事に取り組める体制を整えています。

Profile

介護部 介護主任 教育担当者
幼い頃から介護の仕事に興味を持ち、短期大学の介護福祉学科を卒業後に「ケアセンター八潮」に新卒で入職。2度の産休・育休を経て、子育てと両立しながら一般棟・認知症専門棟で幅広い経験を積む。グループリーダー・副主任を経験し、2022年に介護主任に就任。同時期に介護部の教育担当者に任命される。現在は、新人さんが楽しく仕事に取り組める環境づくりに力を注いでいる。

これまでの歩み

介護職を目指したきっかけを教えてください。

私が小学生のときに、母が看護師として障害者施設で働いていました。私は、その施設の行事やイベントにボランティアで参加していて、そのときに障害者の方と触れ合う仕事に興味を持ったんです。母の姿を見ていたので看護師は大変そうだと思い、看護師のほかに障害者の方と関われる仕事はないかな?と考えていました。そこで介護という仕事を教えてもらい「介護職になろう!」と、決めました。

そこから、高校3年間は障害者施設のボランティアに参加して、卒業後は介護福祉学科の短期大学に進学。そして新卒で「ケアセンター八潮」に入職しました。

こちらに入職を決めた理由は何ですか?

短大生のときに、当施設の夏祭りにボランティアで参加して、利用者様もスタッフさんも皆すごく楽しそうで、「なんて明るい雰囲気の施設なんだろう」と思ったんです。今までは障害者施設で働こうと考えていましたが、「高齢者施設も楽しそう、ここで働きたい」と思い、入職を決めました。

入職後は、プリセプターの先輩や介護課長がとても丁寧に指導をしてくれました。先輩方がとても良い方々だったからこそ、新卒で入職してから現在まで、長く働き続けられているんだと思います。

良い先輩方に恵まれたんですね。

ええ。幼い頃から介護の仕事を志していたのにもかかわらず、学生時代はあまり勉強してこなくて…(笑)。座学での学びが技術として身についておらず、新人時代は数々の失敗をしてきました。そんな私に先輩方は「1年目はどんどん失敗しなさい、失敗して覚えなさい」「失敗したら私がフォローするから、とにかくやってみな」と言ってくれました。

実際に、これまで失敗して怒られたことは一度もありません。むしろ「今の失敗は一緒にいた私の責任だから、できるようになるまで何回でもやりな!」とフォローしてくれて、とても心強かったんです。なので私も教育担当者として、今の新人さんには全く同じように、「失敗しなさい、そのために私たちがいるんだからね」と、伝えるようにしています。

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教育担当としての取り組み

新人教育について教えてください。

入職後は、プリセプター制度で新人さんの成長をサポートしています。業務に関してはプリセプター以外の先輩も教えることができるので、一番重視しているのはメンタル面のサポート。「失敗を恐れなくて良い」ということを新人さんに理解してもらうために、日々の声掛けはもちろん、入職1カ月後・3カ月後・6カ月後にプリセプターが面談を行い、業務の進捗や人間関係も含めて、困っていることはないかをヒアリングしてもらうようにしています。

教育担当者として取り組んでいることはありますか?

プリセプターに、1日1回は新人さんに声を掛けて表情を確認するように伝えています。悩みや不安があると表情も硬くなってきますし、お互いが声を掛けやすい環境をつくるためにも、そのように伝えていますね。また、新人さんが、思っていることを伝えやすいように、こちらから「困っていることはない?大丈夫?」と投げかけるほか、私自身も定期的に新人さんと面談を行うことを大切にしています。

あとは、一人ひとりの成長スピードは異なるので、例えば、入職3カ月後までにこの業務をできたらOK、ではなく、入職直後と比べて何か1つでもできるようになったことがあればOKというスタンスで、新人さんが安心して成長できるように取り組んでいます。

研修について教えてください。

多職種での全体研修、介護課長や介護係長を中心に行う勉強会、ラダー別研修などがあるほか、AMGの本部研修もあります。また、おむつ業者の方を招いて、おむつの当て方について講義をしてもらう機会を用意しているので、スタッフの約半数が、おむつに関する認定資格「アテントマイスター」を取得しているんですよ。

また、好きな時間・場所で興味のある項目を学べるeラーニングツール「エルゼビアナーシングスキル」を導入しているほか、外部研修にも積極的に参加できる体制を整え、スキルアップ・キャリアアップを応援しています。実際に、実習指導者研修・認知症実践者研修・認知症実践リーダー研修などに参加するスタッフが多くいます。

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求職者へのメッセージ

入職を考えている方へのメッセージをお願いします。

現在は、一般スタッフが「キャリアアップしたい」と思える環境をつくることに、力を注いでいます。どうしても管理職って忙しくて大変そうな印象で、副主任や主任を目指したいという方は少なくなってきていると思うんです。なので「キャリアアップしても、家庭やプライベートと両立しながら働けるんだ」と思ってもらうために、業務量や時間の調整などをして、管理職も勤務時間内に仕事を終えて定時で帰れる体制を整えています。

加えて、スタッフには、業務をこなすことよりも利用者様へのケアを大切にしてほしいとも考えています。「利用者様のお手伝いさせていただいている」という気持ちを忘れず、お一人おひとりに寄り添った支援を一緒に行っていきましょう。

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プライベートの過ごし方

家族と過ごしたり、スタッフと出かけたり★

子どもがアルバイトや部活で忙しくなり、家族皆で過ごす時間が減ってきました。だからこそ皆が揃うときは、一緒にゴハンを食べたりカラオケに行ったりして、家族との時間を大切にしています。あとは、スタッフと一緒にフルーツ狩りやテーマパークに遊びに行くこともありますよ。

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